酵素でむくみ撃退!水毒タイプ別対処法!

飲み会の次の日、顔がパンパン。夕方になるとブーツが履けない。そんな経験誰しもありますよね。

痛いしダルいし最悪なむくみ…今日はむくみの原因と対処法についてお話ししたいと思います。

そもそもどうして「むくむ」の?

まずは、むくみの仕組みを勉強しましょう。

むくみ(浮腫み)とは、細胞間質液と血液との浸透圧関係が崩れておきる現象です。聞き慣れない言葉が多いので、1つずつ解説していきますね。

細胞間質液とは、細胞内に含まれる液体の事をさします。間質液の主な成分は、血液に含まれる血漿(けっしょう)で、動脈から運ばれた栄養を細胞内に届けたり、老廃物を静脈やリンパ管に流したりして、全身を循環しています。

この老廃物を流す段階で、浸透圧関係が崩れていると、むくみがおきてしまいます。静脈やリンパ管の流れが悪いと、間質液が流れずに、細胞と細胞の間に余分な水分としてとどまってしまうのです。つまり、排水口が詰まっているのに、つまりを取らずに蛇口から水を出し続けているような状態なんですね。

この循環が悪くなると、水分と老廃物、ナトリウム(塩分)が細胞内に蓄積されていきます。そうすると、体中の水分が汚れていきますので、腎臓の働きまで妨げ、どんどんむくんでしまいます。

実は、顔や足にむくみが現れるのは末期症状なんです。自覚症状がある時には、すでに体中の水分量がかなり増えてしまっているので、腎臓にも相当な負担がかかっている状態です。

ちなみに、正常時の間質液全体量は約11リットルと言われています。正常時でも結構多いですよね。

むくみの原因

先ほど述べたように、むくみは静脈やリンパ管の流れが悪くなるのが原因となって起きます。では、どういう理由で血液循環やリンパの流れが悪くなってしまうのでしょうか?

具体的にみていくと、

  • 冷え性
  • 締め付けのきつい下着の着用
  • アルコール・水の飲みすぎ
  • 水分不足
  • ストレス
  • 不規則な生活
  • 食生活の乱れ

などが原因となります。このような状態を続けると、むくみだけでなく、様々な体調不良を引き起こしますので、なるべく改善しましょう。

むくみの種類とは

むくみの事を東洋医学では「水毒」のせいだと考えます。水毒は「脾」「肺」「腎」の代謝機能の低下により、体の水が滞った状態をさし、女性に多くみられます。この、「脾」「肺」「腎」とは、臓器の名前ではなく、体内の生理機能を系統別に分けたもので、五臓六腑の五臓に当てはまります。


  • 消化・吸収をつかさどる。食べ物を消化・吸収して栄養を吸収したり、血液を生成する。

  • 呼吸をつかさどる。また、水分を全身に巡らせたり、水分調節をしたりする。皮膚を正常に保ち、外からの病原菌の侵入などを予防する。

  • 泌尿器系や生殖活動をつかさどる。水分を代謝して尿として排出する。

水毒は、この「脾・肺・腎」どれか(または複数)の不調によって起きるので、不調箇所によって、水毒の種類も大きく3つに分けられます。

自分がどの水毒タイプかチェックしてみてください。

水毒タイプ、セルフチェック!

  • 瞼が腫れやすい。
  • 胃腸が弱い。
  • フェイスラインがぼんやりしている。
  • お腹から水音が聞こえる。
  • →「脾」の不調タイプ

  • 痩せにくい。
  • 冷え性。
  • 汗をかきにくい。
  • 生理不順である。
  • →「肺」の不調タイプ

  • だるい。
  • 脱力感がある。
  • 老けてみられる事が多い。
  • 口が渇く。
  • 足腰がおもい。
  • →「腎」の不調タイプ

自分のタイプがわかったら、それぞれ詳しく見ていきましょう。

「脾」の不調タイプ

美容のためには水分を取りましょうと言いますが、胃腸などの内臓機能が弱っている方は、必要以上に水分を摂り過ぎると、自分の排出可能量を超えてしまい、体内に溜まってしまいます。

また、水分の取りすぎにより胃液が薄まってしまい、より胃の調子が悪くなることもあります。

水分の摂取量を調節するとすぐに解消しますので、自分にあった水分量を研究しましょう。

「肺」の不調タイプ

慢性的な冷え性に陥っているため、血行が悪くなり悪循環を引き起こしています。体が冷えると、むくみやすくなる以外にも、代謝が落ちて痩せにくくなったり、汗をかきにくくなったりします。

血行を良くする事で冷え性を改善すると、むくみも治ってくると思います。体を暖めて、悪循環から抜け出す努力が必要です。

「腎」の不調タイプ

慢性的な水毒タイプです。膀胱や腎臓など、水分の排出機能が衰えて塩分、水分が体内にとどまってしまっています。

特に足のむくみが強くでている方は要注意です。腎機能が衰えて、水毒がかなり進行してしまっています。

食生活のみだれ(塩分・脂分の摂りすぎ、野菜不足)生活習慣のみだれ(睡眠不足・運動不足)を直すと、少しづつ改善していくでしょう。バランスの良い食生活、規則正しい生活を心掛けてください。

酵素でむくみ撃退?!

むくみの原因がわかったところで、対処法を考えていきましょう。むくみを解消するには、血流、リンパの流れを良くし、水分をきちんと排出出来れば良いのですよね。実は、それら全て「酵素」で解決できるんです。

私達の体内には、「消化・吸収」を担う消化酵素と「代謝」を促進する代謝酵素が存在します。食後に消化・吸収を行うのが消化酵素で、脂肪を燃焼させたり、水分の排出を促進させたりするのが代謝酵素です。

そう、この代謝酵素こそが、むくみの特効薬とでも言える頼もしい酵素なんです。

暴飲暴食や寝る直前に食事を摂ったりすると、体内の酵素を消化で使い果たしてしまい、代謝酵素が不足してしまいます。そうなると、基礎代謝量が落ちるので太りやすくなり、水分が正常に排出されなくなるのでむくみやすくなります。

代謝酵素が十分にあると、むくみにくくなるだけでなく、免疫力も高まり、また新陳代謝が活発になるので肌もきれいになります。

健康、美容、どちらの面から見ても、酵素不足は避けなくてはいけないんですね。

食材を工夫して、むくみ解消!

酵素は体内で作られるだけでなく、食べ物から摂取できます。むくみに良く効く酵素や栄養が豊富に含まれる食材をバランスよく取り入れて、食生活も見直していきましょう。

まず、塩分の摂りすぎに気をつけましょう。塩分を摂り過ぎると、体内の塩分濃度を下げようするので、身体が水分を蓄えようとし、むくみやすくなります。女性の1日の塩分摂取目標は7.5g未満と言われています。濃い味付けが好きな人やラーメンの汁まで飲む人は要注意です。

また、利尿作用がある食材を食べると、体内の余分な塩分や水分を排出しやすくなるのでオススメです。

具体例を見ていきましょう!

サポニン

利尿作用があり、むくみ対策にはバツグンの効果を発揮してくれます。

キュウリ、大豆、スイカ、ごぼうなどに含まれています。

カリウム

体内の塩分の排出を促進させ、体内の水分量を調整してくれます。

バナナ、ナッツ類、あさりなどに含まれています。

クエン酸

血液やリンパの流れを促進します。

レモン、梅干し、お酢などに含まれています。

ビタミンB群

糖質代謝を高め、血液の流れを良くします。水分の代謝も同時に高めてくれます。ビタミンB群を満遍なく摂る事で、互いに作用しあって効果が高まります。

豚肉、バナナ、ほうれん草、ごぼうなどに含まれています。

※ビタミンB群の注意点

ビタミンBは過剰摂取すると体に不調をきたしますので、摂り過ぎには注意しましょう。

効率的に栄養素をとろう!

むくみに効く栄養素を含む食材、全てを一度にとろうとすると難しいですよね。そこで、効率的な食材選びが重要になってきます。良くみてみると、むくみに効く栄養素を何種類か含んでいる頼もしい食材があるんです。

例えば…

  • バナナ(カリウム、ビタミンB6)
  • 豆腐(サポニン、ビタミンB1)
  • 大豆(イソフラボン、ビタミンB6)
  • ほうれん草(カリウム、ビタミンB6、鉄分)

こういう食材を使うと効率的に栄養を摂取できますよね。

緊急時には漢方薬も取り入れて!

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

「脾」の不調タイプ、または水太りしやすい方にオススメの漢方です。胃腸のはたらきを高めて、水分の排出を促してくれます。

五苓散(ごれいさん)

「腎」の不調タイプ、またはお酒の飲み過ぎによるむくみに効果がある漢方です。利尿作用があり、むくみを改善してくれます。また、水分の排出を促す為、二日酔いにも効果があります。

また、血行改善の効用から、頭痛やめまいの改善も期待できます。

食生活の改善や漢方など、自分のタイプにあった対処法を見つけて、むくみとオサラバしましょう!